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【試合結果】RIZIN師走の超強者祭り|JTT参戦選手まとめ

RIZIN師走の超強者祭りに出場したJAPAN TOP TEAM勢の試合結果を総まとめ。ヒロヤ、秋元強真、伊澤星花、朝倉未来の全試合を、計量・試合展開・勝因・所感まで詳しく解説。

大会情報

EVENT INFO
TOURNAMENT 開催済み

RIZIN 師走の超強者祭り

日付
時間 未定
会場 埼玉スーパーアリーナ
配信 未定
伊澤星花 RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ 5分3R
伊澤星花 JAPAN TOP TEAM 勝利 RENA OPPONENT
朝倉未来 RIZINフェザー級タイトルマッチ 5分3R
朝倉未来 JAPAN TOP TEAM 敗戦 ラジャブアリ・シェイドゥラエフ OPPONENT
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大会概要

  • 大会名 :RIZIN師走の超強者祭り
  • 開催日 :2025/12/31
  • 会場 :埼玉スーパーアリーナ

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JTT参戦選手 試合結果

神龍誠(American Top Team) vs ヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)

RIZINフライ級/5分3R

  • 勝利 :神龍誠
  • 決着 :判定(3-0)

計量

両者パス。ヒロヤは約6.5kgの水抜き、神龍は4〜5kgほどの水抜き。ヒロヤはやや落としすぎた印象もある。

神龍はまさにレスラー体型。ヒロヤはこの2年での積み上げが素晴らしく、フィジカルの完成度は高い。両者に大きなリーチ差はなさそうだ。

試合展開

1R

リング中央でヒロヤが前に立ち、神龍がサークリングする形でスタート。ヒロヤは神龍のタックルを警戒し、ジリジリとしたステップでゆっくり距離を詰めていく。神龍も無理はせず、様子見の展開。

ヒロヤのインカーフが入り、神龍の足が流れる場面も。神龍は奇襲気味にスーパーマンパンチを放つが、ヒロヤがヘッドムーブでギリギリ回避。

2R

神龍がジャブからクリーンにタックルを決め、サイドポジションを獲得。ハンドファイトを経てハーフガードへパス。

肘とパウンドを織り交ぜながら削っていく。ハーフガードは非常にタイトで、ヒロヤは煽るスペースを作れず厳しい展開が続く。

3R

ヒロヤがプレッシャーのギアを上げる。クリンチからの離れ際でアイポークがあり、一時中断。

再開後もヒロヤが前に出る展開。神龍のストレートに対し、ダッキングしたタイミングでヒロヤがテイクダウンし、クローズドガードへ。パウンドを打つが神龍はしっかりガードし、冷静に立ち上がってスタンドに戻す。

再びヒロヤのインカーフが入り、神龍の足が流れて倒れる。腫れも目立ち、効いているように見えた。神龍のタックルに対してスクランブルで粘るヒロヤだが、クローズドガードで上を取られる。ここはバックを取らせる形から反転して立ち上がる。

残り時間が少ない中、ヒロヤが前に出てロープ際へ詰めるが、ストレートに合わせて神龍がタックル。ヒロヤはギロチンを狙うも極まらず、神龍が一度バックを取るがヒロヤは反転して上を取り返す。

最後はヒロヤがパウンドを狙うが、神龍が巧みにしがみついて時間を使い切った。

敗因

組み・グラウンドの局面で神龍が明確に上回った。スタンドでは神龍のスーパーマンパンチとヒロヤのインカーフが印象的だったが、テイクダウンの脅威があるため、ヒロヤは安易に蹴り続けることができなかった。

特に2Rの長時間にわたる有効ポジションとパウンドが勝敗の分岐点。また、3Rでヒロヤがギアを上げた直後のアイポークによる中断も、流れの面では不運だった。

所感

実力差がそのまま結果に出た試合だった。2Rで神龍のタックルからグラウンドを取られた時点で、かなり厳しい状況に追い込まれていた。

元谷戦でも感じたが、「行かなければならない場面」で踏み切れないもどかしさが、ヒロヤの大きな課題だろう。

ヒロヤは自身のグラップリングディフェンスを過小評価している節がある。実際、神龍相手でもバックを取らせる形から反転できるだけのディフェンス力は持っている。

2Rも、バックを警戒しすぎずに割り切った選択ができていれば、もう少し違う展開も見えたかもしれない。

この2戦はいずれもグラップリングオフェンスの強い相手に対し、似た形での敗戦となった。

まだヒロヤのMMAは完成形に至っていない印象だ。現状は「器用貧乏」と言わざるを得ず、一度試合間隔を空けて作り直す時期なのかもしれない。


秋元強真(JAPAN TOP TEAM) vs 新居すぐる

RIZINフェザー級/5分3R

  • 勝利 :秋元強真
  • 決着 :KO(右ストレートにカウンターのテンカオ)
  • ラウンド/時間 :1R/3分47秒

計量

両者パス。新居の仕上がりは素晴らしく、非常に良いコンディションに見える。秋元はやや筋肉の張りが弱い印象も受けた。

秋元の方が身長は高いが、新居も決して小さくはない。リーチ差はわずかという印象。新居の「力」を使ったグラップリングが強力なのは、フィジカルの影響も大きいだろう。

試合展開

1R

序盤から秋元が強いプレッシャーをかけ、バックスペースを確保。新居の走り込みながらのパンチからのクリンチに対して、バックステップで距離を外し、ロープ際ではサイドステップで離脱。冷静に仕切り直す。

新居は何度も仕掛けるが、秋元が完璧に対応。秋元のインカーフに対する新居の低空タックルも、スプロールで完全にいなす。そこからプレッシャーを強め、ワンツーを当て始めるが、新居はパンチがほとんど見えていない。

とにかく前に出て荒らすしかない状況で雑になった新居の右ストレートに対して、ジャストのテンカオで悶絶KO。

勝因

新居攻略が完璧。プレッシャーの掛け方がえげつなく、新居の前進しながらのパンチ攻撃に対してリングを上手く使ったステップワーク。

パンチが速すぎて新居がほぼ反応できていない。新技のJTT伝統のテンカオでフィニッシュ。完璧な試合としか言いようがない。

所感

ただただすごいとしか言いようがない。私の試合予想の想定通りの展開だったが、その精度が異次元。また新たなKOの武器としてテンカオが備わった。

途中見せていたミドルハイも散らすという面でかなり良かった。斎藤選手に対戦表明をして世代交代を仕掛ける2026年に期待だ。


伊澤星花(JAPAN TOP TEAM / RoysGym) vs RENA

RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ/5分3R

  • 勝利 :伊澤星花
  • 決着 :TKO(ギロチンチョーク)
  • ラウンド/時間 :2R/2分

計量

両者パス。伊澤は前回のLandmark12よりはキレが落ちているか?

RENAは着衣なため不明だが、前々日の写真撮影を見る感じ若干全体的に筋肉が落ちて体脂肪が増えていた印象。

試合展開

1R

伊澤は前蹴りを使いながらコントロールしてロープに詰めていく形。RENAもできる限りプレッシャーを跳ね返そうと距離を設定していく。

RENAのステップインからの前手のフックでフラッシュダウンを奪う。RENAはパウンドに向かうが、伊澤は腕十字を狙うプレッシャーで硬直させて回復の時間を稼ぐ。

伊澤のオープンガードに対してRENAはローキックを打つが、結局伊澤が立ち上がりスタンド再開。

伊澤は既に回復していてRENAにプレッシャーをかけてコーナーに追い込み、タックルから足技でのTD。サイドポジションを手に入れる。そこからパスガードでマウントを取り、腕十字の仕掛けでプレッシャーを作りながらパウンドでいたぶる。

最後はバックから顎を締め付けて1R終了。RENAがポイントリード。

2R

序盤から伊澤がプレッシャーをかけ遠目からの飛び込みストレートで近づきクリンチから壁レスの展開。RENAもニーシールドを組んだりして粘るが、伊澤の揺さぶりが上手く1Rと同じ形でTD、サイドポジションをゲット。

そこからは伊澤の独壇場。 ノウスサウスのポジションからノーアームギロチンをセット。RENAもディフェンスするが、そのままアームインのギロチンに切り替えて足をロック。 タップアウトで決着。

勝因

圧倒的TD能力とグラップリング能力。これにつきます。

RENA選手が奪ったダウンも映像を見直すとフラッシュで直ぐに意識は戻って冷静にその後の攻撃を対処していた。RENA選手がダウン後にパウンドに行ったのも失敗だった可能性も高いです。

直ぐに立たせてスタンドに戻した方が勝率は高かったかもしれません。

伊澤は多分1R腕取れたと思いますが、あえてパウンドでタコ殴りにして非常に苦しいフェイスロックで締めて1Rを終えたように見えました。

所感

女子スーパーアトムの第2章が終わったと思います。

第3章は伊澤王者のストーリーというよりは「誰が伊澤を倒すのか」という伊澤包囲網のストーリーになると思います。

一度二度敗れた選手も含めてベルトへの挑戦を賭けた争いが主軸の階級となるでしょう。その中で伊澤王者がどのように君臨し続けるのか?

今回の試合で「伊澤王者も倒れる」というリアルが存在しました。このRENA選手が奪った一度のフラッシュダウンがこの先のスーパーアトムの光となるのか、逆に伊澤王者の圧倒的実力が再び闇をもたらすのか。

楽しんで観戦していきたいと思います。


ラジャブアリ・シェイドゥラエフ vs 朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)

RIZINフェザー級タイトルマッチ/5分3R

  • 勝利 :ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
  • 決着 :TKO(パウンドアウト)
  • ラウンド/時間 :1R/2分54秒

計量

両者パス。王者の圧倒的な仕上がり。理想的なMMAの肉体という感じだ。特に胴回りと背中。体幹の化け物といった印象。握力も強そうだ。

対する朝倉未来も以前よりは体の厚みは増してる印象。ただシェイドゥラエフという怪物を前にすると頼りなく見える。王者が素晴らしすぎるだけなのだが・・・

試合展開

1R

朝倉はミドルからシェイドゥラエフはハイキックからスタート。お互いにインローを撃ち合い、シェイドゥラエフがプレッシャーをかけてから右のボラード。

朝倉はこれをヘッドムーブで避けて右フックからテンカオで応戦。シェイドゥラエフはプレッシャーをかけてシングルレッグ、これに対して朝倉は前手フックを狙うが不発。

片足で朝倉を強引に持ち上げてスラムの形でテイクダウン。朝倉はバックを取らせながら立ち上がりコーナーに移動する。シェイドゥラエフはその朝倉を強引にリフトしてバックドロップでTD。

それでも朝倉は立ち上がるが、またもリフトしてジャーマンスープレックスでTD。それでも朝倉は立ち上がるがシェイドゥラエフは更に投げようとするがこれは崩れる。

シェイドゥラエフは片足を崩してグラウンドに持ち込もうとするが朝倉もディフェンス、なんとかコーナーにたどり着くが、ここで頭を下げ気味の朝倉に強烈な膝蹴り。

更に振り向く朝倉にバックからのパウンド連打。朝倉はなんとか正体するが、両足で片足をロックしながら手でもう片方の足を刈る形でTD、ハーフガードポジション。

ハーフガードから朝倉が立とうとするところをバックをとり足でボディをロック。このまま強烈なパウンドを打ち続けてパウンドアウト。

敗因

朝倉の壁レスの対応は悪くなかったと思うが、強引なバックドロップとジャーマンにより崩された。コーナーでのディフェンスセオリーを膝と密着状態での強烈なパンチで崩された。

その後の片足を両足で挟んでロックした状態で腕でもう片方の足を刈りにいくTDが素晴らしかった。そして何よりバックを取った時の足でのボディのロックがあまりにも強力で、パウンドの威力と安定感を成り立たせていた。

朝倉が悪かったというよりもシェイドゥラエフ強すぎる。ただそれだけだったように思う。

所感

朝倉未来、引退がよぎるダメージだと感じた。久保優太の時と同じ感じ。

復帰するにしても引退するにしても、この機会に手のボルトを抜く手術して1年くらい回復に努めるのが良いのでは無いかと思う。

改めてシェイドゥラエフ王者があまりにも強すぎる。RIZIN王者としてUFC王者との試合がしたい、という希望があるようだが実力的には十分にあり得るのではなかろうか。

ただシェイドゥラエフ王者の強さを支えている部分の一つにRIZINの狭いリングがあるように感じた。UFCのフルゲージでどのような試合ができるのかは興味がある。

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