伊澤星花、第一子妊娠を発表——RIZIN女子スーパーアトム級ベルトを返上

RIZIN女子スーパーアトム級王者・伊澤星花が妊娠4ヶ月・9月末出産予定を発表し、ベルトを返上。復帰後に新王者からタイトルを取り返す構想や、次期王者候補クジュティナ選手の名前など、本人の言葉から判明した情報を整理する。

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RIZIN女子スーパーアトム級王者の伊澤星花(28)が、2026年4月12日に自身のYouTubeチャンネルで第一子の妊娠を発表した。現在妊娠4ヶ月で、出産予定日は9月末。あわせてRIZIN女子スーパーアトム級のベルトを返上したことも明かしている。

https://www.youtube.com/watch?v=0w7pwgCjrlE

プロ18戦無敗の絶対王者

伊澤星花のプロ戦績は18勝0敗0分0NC。DEEP JEWELSストロー級・アトム級の二階級制覇に加え、2022年にはRIZIN女子スーパーアトム級王座を獲得。同年の女子スーパーアトム級ワールドグランプリも制し、名実ともに日本女子MMAの頂点に立った。

直近では2025年大晦日のRIZIN歳末超強者祭りでRENAと対戦。2R 1分58秒、ギロチンチョークで一本勝ちを収め、無敗記録を18に伸ばしたばかりだった。

COROとの歩みと妊娠の経緯

お相手は、同じくJTT・Roys GYM所属のプロMMAファイターCORO(37)。K-Clann時代に伊澤のグラップリングを指導していた縁で知り合い、のちに結婚。2023年7月にはふたりでRoys GYMを設立した。

妊娠は2〜3年前から計画しており、大晦日のRENA戦を終えた後の1月末に人工授精を実施。1回で成功したという。

「自分以下のチャンピオンを決めてください」——ベルト返上の真意

伊澤はRIZINに対し「自分以下のチャンピオンを決めてください」と伝え、ベルトを返上した。持ったまま産んで戻るのではなく、一度返上して新王者に盛り上げてもらい、復帰後にタイトルマッチで取り返す方が「かっこいい」という考えだ。

RENA戦まで含めて対戦相手を「一巡し切った」と感じており、年間1試合しかない状態で待つより、産んで最短復帰する方が人生も試合も進むと判断した。

王座が空位となった女子スーパーアトム級では、新王者決定戦が組まれる見込みだ。伊澤自身は次期王者候補としてクジュティナ選手を最有力に挙げ、今後は外国人選手が上がってくると予想している。

復帰への期待

伊澤は1〜2年前から大学病院でアスリートの妊娠を専門に研究する医師に相談しており、妊娠中もハレオのコーチのもとでできるトレーニングを継続中だ。復帰時期は「秘密」としつつも最短復帰を目指すと明言している。

伊澤星花チャレンジとして現在3人のチャレンジ生に生活費と住居を提供しながらRoys GYMで指導を続けており、競技を離れる期間も育成活動は止まらない。また、試合がない期間もスポンサー全員が快く応援を継続してくれているという。YouTubeメンバーシップ(月額1,200円)も開始し、妊娠中のリアルを配信していく予定だ。

「まだまだ終わらせないでください」「女子格闘技はこれから」——挑戦者として戻る日を、本人が誰よりも楽しみにしている。


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