【試合結果】GRACHAN82|JTT参戦選手 試合結果まとめ
2026年5月17日のGRACHAN82に出場したJAPAN TOP TEAM(JTT)所属2選手の試合結果まとめ。三笠貴大が初代ストロー級王者決定リーグ戦初戦で児玉勇也に判定勝ちでリベンジ達成、山下源太がアマチュアウェルター級でコディロフ・アサドベクに1R KO勝利。試合内容と所感を含めて振り返る。
大会情報
EVENT INFOGRACHAN 82。三笠貴大が初代ストロー級王者決定リーグ戦に出場、山下源太がアマチュアウェルター級でコディロフアサドベクと対戦。

2026年5月17日、東京都大田区産業プラザPIOで開催されたGRACHAN82に、JAPAN TOP TEAM(JTT)から三笠貴大と山下源太の2選手が出場。三笠は初代ストロー級王者決定リーグ戦初戦で児玉勇也とリマッチを戦い判定勝ちでリベンジ達成、山下はアマチュアウェルター級でコディロフ・アサドベクと対戦し1R 51秒右ストレートでKO勝利。JTTは2勝0敗で大会を終えた。本記事では2試合の内容と所感を振り返る。
大会概要
- 大会名: GRACHAN82
- 日程: 2026年5月17日(日)開場12:30 / 試合開始13:00
- 会場: 東京都大田区産業プラザPIO
- 配信: GRACHAN放送局 / GRACHAN YouTubeメンバーシップ
- 公式: GRACHAN82 大会ページ
JTT参戦選手 試合結果
三笠貴大 vs 児玉勇也(初代ストロー級王者決定リーグ戦 / 5分3R)
結果: 勝利(判定)
計量
前日計量(2026年5月16日)でいずれも計量パス。
- 三笠貴大(JAPAN TOP TEAM): 52.10kg
- 児玉勇也(トイカツ道場/とらの子レスリングクラブ): 52.05kg
試合内容
1R:
セコンドは山本と佐藤。
三笠がパンチで触りに行く形で試合スタート。児玉はスタンドのプレッシャーをかけ返して中央に戻してからフェイントを織り交ぜたタックルで壁レスの展開へ。
小手巻きでディフェンスする三笠に対して、横に投げる形で崩して一旦クラッチを外してから再度タックルでバックを取るが、三笠もすぐに立ち上がりスタンドバックへ。
児玉が三笠をリフトし落とすが三笠もすぐに立ち上がる。児玉はバックテイクにトライするが三笠が前に落とし児玉ががぶる態勢。再び三笠が立ち上がりブレイクしてスタンドへ。
三笠は児玉の頭を下げた出入りにチョッピングライトを合わせるが不発。続いて三笠がパンチフェイントからのテンカオを狙うが距離が合わず不発。
三笠はワンツーで児玉のガードを固めさせてから首相撲からの膝。
児玉選手がリーチをかいくぐってのパンチを伸ばしてくるが、三笠はしっかりバックステップで外す。
三笠がフックからのクリンチ。三笠は児玉のハンドガードでカバーされないポイントを狙っている。
続いて三笠のステップインからのアッパーからクリンチ。児玉が投げに行くが三笠が凌いでブレイク。
児玉がプレッシャーをかけようとしたところに、アッパー・フックのコンビネーションから首相撲での膝。さらに解除してからの肘2連発から壁に押し込み壁レスの展開へ。
三笠が押し込み形だが三笠自身もTDを狙うつもりは無さそうで、審判によるブレイクの直前に離れ際で肘をヒット。
児玉がガードを固めて入ってこようとしているところに奥足のテンカオを狙うが、これは金的となり中断。
再開後、児玉がパンチコンビネーションからのクリンチ、三笠は反転して壁レスの展開へ。
残り数秒で三笠が離れ際にパンチと膝をまとめる。児玉もフックを返す。
1Rは打撃数で三笠が優位。
2R:
三笠が1Rと同じようにパンチのコンビネーションで児玉のガードを固めさせてからの首相撲での膝、ガードの上から顔面に突き刺さる。
児玉は首相撲解除からのフック、さらにバックブロー。しかし児玉の態勢が悪くダメージには結びつかず児玉は転倒、三笠が追ってがぶりのポジション。
そこからバックを取りバックテイクへ。三笠は首に足を入れてフックの体勢に入りおたつロックを狙うが、児玉はこれを阻止するが切りきれず。
三笠はRNCのプレッシャーをかけながら4の字ロックを狙うが、児玉は立ち上がる。三笠は覆い被さる形で4の字ロックに成功、RNCの機会を窺う。
ここは児玉が首巻きを解除して、三笠も4の字ロックに拘らずにスタンドバックに移行。児玉がブレイクして離れ際のバック肘を狙う。スタンドの展開へ。
児玉はプレッシャーをかけたいが首相撲で捕まる展開を嫌ってか間合に入るのが難しい。逆に三笠のフェイントには反応してしまう形。
三笠は再びパンチコンビネーションからの首相撲を狙うが、これは児玉が押し返してブロック。
三笠はさらに同じ展開を狙うが児玉が対処して徐々に児玉がプレッシャーをかけ始めるが、三笠もガードの上からパンチをまとめてプレッシャーへ対処する。
逆に児玉もクリンチの展開を首相撲に切り替えて膝や肘を使ってくる形。
三笠はボディフックコンビネーションから、ワンツースリーでガードを固めさせそのままテンカオをぶち込む。
さらにパンチからクリンチ、壁レスの展開へ。
児玉はバレリーキック、三笠は膝で牽制。三笠が手の攻防で隙を作り肘を打ち込む。児玉も肘を返す。
再び三笠が肘を打ってからクリンチを解除。
三笠がボディからのコンビネーション、ワンツーのコンビネーションで止まった児玉を壁に押し込み壁レスの展開から三笠はすぐに解除しスタンドへ。
ミドルキックを差し込みストレートを狙うが、これは児玉のジャブとタイミングが合う。
ここにきて三笠がジャブを差し込み始める。フェイントも効いている。両者疲れが出てきている。
児玉は飛び込んでのボディコンビからのフックを狙うが不発。三笠がストレートからクリンチの展開、首相撲から膝を狙うが児玉は解除しラウンド終了。
ダメージ、コントロール、ともに三笠。
3R:
児玉はプレッシャーをかけながらダブルレッグからシングル。三笠は肘を側頭部に落としながらディフェンスするが児玉は足を刈って尻をつかせる。
児玉は両足を束ねてのコントロールを狙うが、三笠は右足を引いて立ち上がる体勢を作り、片足フックでのコントロールとなる。
三笠は小手を巻いてディフェンスし掌底を打っていく。児玉もパウンドを打ち返す。
児玉はサイドを取ろうと仕掛けるが三笠は小手巻きを活かしてディフェンス、そこから再び三笠の掌底と児玉のパウンドの攻防が続くが進展せず審判によるブレイク。
児玉がミドルキック、返しで三笠もミドルキック。両者疲れが見える。
三笠がスイッチからのストレート。児玉はステップインから無理やりクリンチに入り、シングルレッグでTD、クローズドガードのポジション。
児玉は壁際に運んでパスガードを狙うが三笠がバタフライガードへ移行しながらスクランブルを起こしバックを取らせながら立ち上がる。
再び壁レスの攻防で三笠は小手巻きで対応するが児玉が足を掬う形で崩してTD。児玉はサイドポジションから上を狙うが三笠もバタフライガードで対応。
最終的に三笠が立ち上がりクリンチ際の攻防でパンチをまとめる。児玉はバックブローを狙うが三笠がダッキングで交わして試合終了。
コントロールで児玉。
所感
三笠選手の2年間の成長が見える良い試合だった。児玉選手のハンドガードを逆手に取った首相撲は完璧に刺さりスタンドの攻防では完全に上回った。
また三笠選手がバックを取りコントロールする場面もあった。壁レスでも負けずクリンチのブレイク際の攻防でも上回っていた。
3Rはコントロールを許したが明確なパスガードはさせずフィニッシュに結びつくようなポジションは許さなかった。
パンチからの組み、組みの離れ際、壁レス・クリンチの使い方が明確に進化していてMMAとしての完成度が上がっている。
もちろん3Rまでのスタミナが足りていない面もあり壁で崩されてしまう場面もあったが、初の3Rで考えれば十分な出来だったと思う。
素晴らしい試合でした。三笠ファンとして大満足です。
山下源太 vs コディロフアサドベク(アマチュア ウェルター級)
結果: 勝利(KO 1R 0:51 右ストレート)
試合内容
1R:
コディロフはスタンスが狭めで正面を向く珍しい構え。基本はサウスポー。山下はいつものオーソドックスでの空手ベースの構え。
いきなり間合いが近い。コディロフが触りに行き山下は様子見しながら間合いを測る。
山下の奥足カーフでコディロフが崩れる。山下がインカーフからストレートがコディロフの顎を掠める。
山下は見切ったとばかりにステップを止めてプレッシャーをかける。ジャブからのストレートがクリーンヒットしコディロフがダウンし決着。
所感
ちょっと実力差がある対決でしたね。
空手ベースの選手の良さは蹴りの速さと重さにあると思うのですが、存分に活かされた試合だったと思います。
相手選手はカーフの重さにびっくりしていたように思います。
本当に急なオファーでの試合だったと思うのですが、しっかりとキレの良い動きでしっかり練習しているんだなっていうのが感じられる内容でした。
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