秋元強真がInstagramでレスリング練習先を募集——「チャンピオンになるためにプライドは要らない」
秋元強真がInstagramでレスリング練習先を募集。レスリング世界王者・青柳善の輔が「シェイなら俺?」と反応し、竹浦コーチもパリ五輪メダリストと交流を深めるなど、JTTにレスリングの風が吹き始めている。

秋元強真がInstagramストーリーで、レスリングの練習先を募りました。RIZINフェザー級の頂点を目指す20歳が、チャンピオンになるためにプライドを捨ててでも強くなる道を選ぼうとしているのが伝わってきます。
「チャンピオンになるためにプライドは要らない」
秋元がストーリーに載せたのは、かなり率直なSOSでした。
「チャンピオンになる為にレスリングもっと必要だと思いレスリングやりたい。試合で負けたり、あの化け物にぶっ飛ばされるより、チャンピオンになる為にプライドなんて要らないから高校でも大学でも練習行かせて頂ける所ありましたら教えてください🙏」
ここでいう「あの化け物」は、RIZINフェザー級王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフを指すと見てよさそうです。北方大地のYouTubeチャンネルでも「化け物級の化け物」と表現されていた相手で、2026年4月12日には「RIZIN LANDMARK 13」で久保優太を1R TKOで下し、防衛に成功しました。王座の壁がさらに鮮明になった今だからこそ、秋元の危機感もよりリアルです。
高校進学を蹴ってプロの道に進んだ秋元が、「高校でも大学でも」と頭を下げる。この一文だけでも覚悟の強さが伝わります。北方大地のYouTubeでも秋元は「打撃だったら俺の方が強い。あとは組みの部分をどうするか」という趣旨を語っており、今回の呼びかけはその課題に真正面から向き合う動きと言えそうです。
BJJ茶帯の次はレスリング
秋元はプロで12勝1敗。唯一の敗戦は2024年大晦日の元谷友貴戦で、グラップリングで抑え込まれた試合でした。以前から「20歳までにグラップラーになる」と宣言してきた選手でもあり、組みの強化はもともとキャリアの中心テーマです。
実際、竹浦コーチは2025年時点で秋元の寝技をBJJ(ブラジリアン柔術)換算で茶帯相当と評価していました。一方で、100問動画では「15歳からレスリングを始めても幼少期からやっている選手にはレスリングそのものでは勝てない」と冷静に分析しています。それでも今回は、その「勝てない」と分かっている領域にあえて踏み込もうとしているわけです。
BJJはかなり積み上がってきた。だから次の課題がレスリングになるのは、流れとしてかなり自然です。
竹浦コーチとレスリング界の接点
秋元のストーリー単体でも大きな話ですが、直前の流れを見るとさらに興味深いです。
- 2026年3月27日: 竹浦コーチが、パリ五輪銀メダリスト高谷さんのYouTubeチャンネルに出演。「日本のレスリングは世界的に見ても、とてつもなく凄いので、もっとたくさんの人に届いてほしい!!」と投稿
https://x.com/MasakiTakeura/status/2037487268110455143:embed
- 2026年4月15日: 秋元のストーリー前日に、日体大レスリング出身でパリ五輪金メダリストの清岡幸大郎、ADCC予選優勝の安楽さんとのYouTube対談・スパーリングを告知。「日本のレスラーは怪物ばかり。この凄まじさをたくさんの人に届けたい!」と投稿
https://x.com/MasakiTakeura/status/2044340250710094105:embed
竹浦コーチがレスリング界との接点を強めているタイミングで、秋元が練習先を募集したのはかなり示唆的です。偶然かもしれませんが、少なくとも今のJTTにレスリングの風が吹き始めているのは確かです。
レスリング世界王者が「シェイなら俺?」
秋元のストーリーには、早くも大きな反応がありました。レスリング世界選手権優勝者の青柳善の輔(クリナップ所属)がXで「シェイなら俺?」と反応しています。
https://x.com/yoshi___neko/status/2044404780194574443:embed
青柳善の輔はRIZIN LANDMARK 13の会場でシェイドゥラエフと実際にスパーリングを行っており、シェイドゥラエフのレスリングを体感した数少ない日本人レスラーの一人です。格闘技メディアDropkickのジャン斉藤氏も「打倒シェイドゥラエフに燃える秋元強真、レスリング世界選手権優勝者・青柳善の輔の輪と接触」と報じています。
https://x.com/majan_saitou/status/2044606424983187522:embed
「シェイドゥラエフのレスリングを知る世界王者」と「シェイドゥラエフを倒したいMMAファイター」。もし本当につながれば、これ以上ない出稽古パートナーになりそうです。
秋元強真の周りで、レスリングの輪が急速に広がっています。竹浦コーチのパリ五輪メダリストとの交流、そしてレスリング世界王者の名乗り。「プライドなんて要らない」と言い切った20歳に、レスリング界が応え始めています。
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