DEEP OSAKA IMPACT 2025 5th ROUND |JTT勢の試合予想
DEEP OSAKA IMPACT 2025 5th ROUNDの堂園悠(修和館)vs坂本岳(JAPAN TOP TEAM)を徹底分析。5連勝の堂園の当て勘とTDD、坂本のレベルチェンジ×TD圧・チェーンレッスリング、2R制の時間管理まで解説し、最終予想を提示。
堂園 悠(修和館) vs 坂本 岳(JAPAN TOP TEAM)
DEEPバンタム級/5分2R
試合の背景
堂園は現在5連勝と上昇気流。緩急から鋭い右を通すストライカーで、スプロール中心のTDDとサークリングで距離をコントロールする。 坂本はJTT屈指の身体能力を持つオールラウンダー。前戦DEEP浜松では“チョイバー”で一本勝ち。山梨学院大レスリング部出身で、幼少期からクラブ・バーバリアンでレスリング/キック/BJJに触れてきた総合的な土台を持つ。
試合予想
堂園は175cmの長身バンタム。倒されても即座に立つ初動が速く、スクランブルでコントロールを拒否できる。一方で、完全に寝かされて上から固められる局面では対応力が落ちる傾向がある。連続した組み合いになると集中力・スタミナの揺らぎも見えやすい。 坂本は前に出る圧とスピードが武器。ただ、突入型の打ち合いを選ぶと被弾リスクが上がり、堂園の当て勘と長さにハマる恐れがある。 鍵はゲームプラン。坂本がTDの“圧”を常時提示し、レベルチェンジのフェイント→エントリーを混ぜれば、堂園のスプロールを機能不全にしつつスタンド主導権を握りやすい。倒してからはマットリターン/ライド/頭・手首の制御を“二手三手”で重ね、堂園の“即立ち”の芽を刈れるかが勝負所。JTTはこの局面の引き出しが多いため、環境的に準備しやすい。
勝敗の鍵
- 坂本の自己コントロール :打撃一点張りで突っ込まず、 レスリング圧+フェイント で試合を設計できるか。
- 堂園の立ち上がり対策 :TD後に 二手三手(マットリターン/ライド等) を重ねて“即立ち”を止め直せるか。
- 距離と位置の管理 :堂園は ケージを背負わないサークリング 徹底、坂本は 早い時間帯のケージ接触→差し合い で位置優位を確保。
- 後半の配分 :組みが連続した際の 堂園の集中力維持 と、 2R制での時間管理 。
まとめ(所見)
- スタンドだけの殴り合い は堂園の当て勘に利が出やすい。
- レスリング圧+フェイント を混ぜた総合戦なら、 主導権は坂本へ 傾く可能性。
- 2R制では 位置取りと時間管理 が重要。堂園の“即立ち”を繰り返し止め直せるなら、坂本が 判定で拾う展開 が見える。
- 最終分岐は、 坂本がプラン遵守で“アツくなり過ぎない” こと。
堂園選手レベルを乗り越えられれば中堅層を抜け出すきっかけとなると思う。それくらい堂園選手はセンスがある良い選手だと評価している。
今年はバンタムに階級を変更して瞬殺KOをしたり中国での国際戦を経験したり坂本選手にとって色々な経験を得た1年だったはず。
この1年の集大成と来年のベルト戦線へ入っていくための一歩として勝利して欲しいと思う。
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